【サイクリングロードのメリット・デメリット】サイクリングロードに潜む危険性
【サイクリングロードのメリット・デメリット】
サイクリングロードに潜む危険性
先日、こう行ったTweetをさせて頂きました。
この道に段差(駐車場によくある減速帯くらい)があるの…お分りいただけるだろうか?
— 🇯🇵Yu-Su-Ke🇳🇿 (@yusuke12994472) 2019年12月12日
私、以前ここの段差で肘が一旦外れ、骨が折れました。
夏場だったのでぼーっと走っていたのが原因です。皆さん、サイクリングロードもご注意を#佐倉サイクリングロード #段差 pic.twitter.com/8FfR4s8TZi
昨年の話になりますが、まさかのサイクリングロードという比較的障害物の少ないところで落車して肘を骨折してしまいました。
今は特に問題なく生活はできていますが、恐怖心は完璧には拭えていないなと感じています。
今回はサイクリストなら一度は通ったことがあるであろう『サイクリングロードを使用する上でのメリット・デメリット』を考えていこうと思います。
【目次】
サイクリングロードとは
自動車交通から構造的に分離された、自転車専用(一部は歩行者との共用)の通行空間である。
自転車道には大きく分けて、以下の2つ
- 主に、日常生活での自転車移動を安全にするために市街地の車道に併設されるもの
- 主に、サイクリングのために郊外(川沿いや廃線跡など)に独立して設置されるもの
以上のものをサイクリングロードと呼ぶらしいです。
※Wikipedia参照
今回の記事では2つ目の『サイクリングのために郊外に独立して設置されるもの』をベースに話をさせていただきます。
サイクリングロードを使用する人の特徴
サイクリングロードは川沿い等に設置されていることが多く、使い方は様々。自動車が基本的に通らないので通学・通勤に使用される方やランニングやウォーキングで使用する人、我々のようなサイクリストなどの使用頻度が高いのではないでしょうか?
私は高強度の練習した帰り道やレースの次の日に「ちょっと軽めに乗りたいな〜」って時に使用することが多いです。
サイクリストにとってのサイクリングロードのメリット・デメリット
メリット
- 車が通らない
- 信号ストップがない(少ない)
- 初心者でも安心
サイクリングロードは基本的に車が通らない・・・要するに車との接触事故などの一番怖い部分を避けることが出来ます。これは非常に大きいメリットだと言えます。
また信号がないので(たまに必要な場所には設置されています)ストップ&ゴーがあまりありません。そのため疲れにくい。
そして前述した部分も含めてですが・・・初心者にとても優しいと感じます。スポーツバイクは初めての人にとってはバランス感覚がとても難しいと感じる乗り物だと思います。前傾姿勢だしタイヤはマウンテンバイク系以外はママチャリより明らかに細いし・・・少し時間が経つとビンディングペダルに変わって乗り方がまた違ってくるし・・・そういう状態の時に車道ではなくサイクリングロードで基本を勉強できるのはすごく良い環境だなと思います。平坦で走りやすいですしね(´∀`)
デメリット
- 歩行者が多い場所が度々ある
- たまにある路面ギャップに気付きにくい
- 練習には使えない。スピードは基本出せない(歩行者優先のため)
- 景色があまり変わらないので退屈
- 釘等のパンクに関わるものがたまに落ちている
歩行者優先は車道もサイクリングロードも変わらないですが、サイクリングロード内は歩行者の動きが読みづらいです。なので十分に注意しなくてはいけません。
路面ギャップについては写真も載せさせていただきますが本当に見えにくいです。車道のようにラインが引いてあれば良いのですが・・・そんな場所ばかりではありません。
練習には使えない・・・これに関しては賛否あると思います。すごく広くサイクリングロードが取られている場所もあるので。
そして景色が変わらなくてとても退屈です。これは私と一部の人だけかもしれませんがアップダウン、少し長めの登り坂があった方が楽しいです。
最後に釘等が落ちていることがあります。後に気づいたのですが私が落車した時も前後輪に本当に小さな釘が一本ずつ刺さっていました。最近では故意にばら撒く人もいるようなので本当に注意が必要だと感じます。子供が裸足で走り回れる環境がベストな気がします。※バーストした訳ではないので落車とは関係ありません。
その他注意事項
以前から一部地域のサイクリングロードで確認されていた、進路をわざと妨害する人がいます。そういった方々はサイクリングロード内では歩行者・・・いわゆるルール上「弱者」のポジションである事を踏まえた上で進路を妨害しています。
極めて悪質な行為になると思います。そういった方々の思考は恐らく以下の様なものになるのではないかと考えたので、まとめてみました。
【進路妨害おじさんの思考】
- 歩行者優先なんだから自転車が走ってんじゃねーよ。俺が成敗してやるぜ!
- 口論を望んでいる
- いわゆる当たり屋
- ただただ楽しそうに走っている人への妬み
- 以前に自転車とのトラブルがあった
- ただの八つ当たり
など・・・ではないでしょうか?
こういった輩の人はある程度、サイクリストが次にとるであろう事を予測して行動しています。
何といってもわざとやっていますからね。「何か言われてもすれ違いざまだけだろ・・・言われたら言い返してやる」とか「ぶつかってこられても歩行者の俺は悪くない」的な事を考えているでしょう。
【サイクリストが出来る行動】
そういった輩がいた時、遭遇してしまった時に我々サイクリストが取れる行動は
- 大きく避ける(広いサイクリングロード限定)
- 自転車を降りて、その場だけ歩く
- 声を出して注意喚起をする
くらいになってしまうのかな?と思っています。
最後の声を出して注意喚起する行為に関しては口論を望んでいる可能性があるので私は控えた方が良いのかなと思っています。だいたい、そう言った人達は言っても聞く耳を持たないと思います。
自転車を降りてその場を歩いて立ち去る、大きく避けれるのであれば避ける・・・がいいのかなと思っています。
【補足】進路妨害おじさんに遭遇・・・私がとった行動は?
私も実は進路妨害おじさんに遭遇してしまいました。
私はサイクリングロードで人とすれ違う際、比較的遠目から進路を歩行者のいないラインに変えて徐行して走ります。
練習を終え、サイクリングロードを使って帰っている最中の話。前方にこちらを向いたおじさんが突っ立っていました。
なのでラインを変えて速度を落として走行。
はじめはラインを変えた時に同じラインにおじさんが入ってきました
「あれ?気付いてないのかな?」
と思いライン変更したら、また変えてきました。
もう一度変えてもまた変えてきて・・・「あ〜例のやつだな」と思いましたよ( ̄▽ ̄)
この時に私がとった行動は・・・ロードバイクを降りてサングラスを外し、相手を横切る時に「おはようございます〜」と言ってやり過ごしました。
何で私がこんな行動を取ったかよくわかりませんが、こういう時は相手は予想もしていない行動をされると何も出来ないんでしょうね。進路妨害おじさんは何も言ってきませんでした。
今回は何もなくて本当に良かったと思っていますが、この方法はあまりオススメしません。
出来る限り関わらない様にしましょう。私も初めてだったのでテンパってましたね( ̄▽ ̄)笑
楽しく安全にが一番大事!皆さん、安全に楽しみましょう!
今回はサイクリングロードはメリットも多いですが、デメリットも実はあることについて書いていきました。
私からあまり偉そうなことは言えませんがサイクリングロードに限らず、どこを走るにしても安全に楽しく走ってください。
ロードバイクは一歩間違えれば凶器です。車と何ら変わりません。自転車どうしでも人との接触でも人は怪我します。最悪・・・取り返しのつかないことになります。
あとサイクリスト本人が怪我をしてはいけません。本人が気持ち的に平気だったとしても周りの人はやはり心配します。家族だったり友達だったり・・・心配する人が1人でもいるなと思う人は絶対に怪我しないでください。
私も骨折をして自身は気持ち的に平気だったんですが、色々な方に温かいメッセージをいただいて初めて気づいた次第です。
落車・怪我ダメ!!
ちょっと説教じみた記事になってしまいました。申し訳ございません。
それでは今回はこの辺で・・・
ありがとうございました。