『熱中症対策』どうしてる?サイクリストに必要な真夏の対策を考える
『熱中症対策』どうしてる?
サイクリストに必要な真夏の対策を考える
まだまだ梅雨で大雨が続いている日本
毎日ジメジメした日々を送っていると身体的にも精神的にも辛いですよね(T ^ T)
ですが、この梅雨の時期もあと少しで過ぎ去ります。
そして過ぎ去った後にやってくるのが・・・
ここ数年、毎年恒例になっている『猛暑』!!
蒸し蒸ししている上に暑い・・・
毎日30°を超える気温、灼熱の太陽光、蒸し蒸しした空気、セミの声!
サイクリストにとってやっと雨の時期を乗り越えたと思ったら次はこんな状態。
その時に何が怖いって・・・『熱中症』ですよね?みなさん、『熱中症対策』ちゃんとやって走っていますか?
今回はこの真夏だからこそ起こりやすい『熱中症』の『対策』について考えていこうと思います。
【目次】
- 毎年訪れる灼熱の日々
- サイクリストにとって灼熱地獄は熱中症の危険性と隣り合わせ
- 夏場は熱中症に注意!
- 熱中症とは
- 熱中症に役立つアイテムと対処法
- サイクリストは熱中症対策を怠ってはいけない。真夏の楽しいサイクリング生活を!
毎年訪れる灼熱の日々
ここ数年、「一体何なんだ∑(゚Д゚)!!」というくらい暑い夏!!
昨年は私は日本の夏を体験していませんでしたが、今年は2年ぶりに日本の蒸し暑い夏を体験することになります。
30°を超える猛暑、強い日差し、蒸し蒸しした空気・・・
果たして生きていけるのでしょうか((((;゚Д゚)))))))?笑
とっても心配です。みなさんはどの様に日本の夏を乗り切っているのでしょうか??
サイクリストにとって灼熱地獄は熱中症の危険性と隣り合わせ
日本の夏は全国民が危険と隣り合わせ・・・毎年騒がれている『熱中症』ですね(T ^ T)
サイクリストにとってもそれは一緒です。風を切って涼しく走り抜ける・・・訳ではなく、直射日光を浴び、地面からの照り返しも受け、そして長時間暑い空間で走ることになるロードバイク。そりゃ『熱中症』にもなっちゃいますよね(T ^ T)
本当に注意しなくてはいけません((((;゚Д゚)))))))
夏場は熱中症に注意!
夏場は熱中症に注意しなくてはいけません。
熱中症はただただ頭が痛くなったり、力が入らなくなったり、熱が出たりするだけではありません。
最悪の場合、腎臓を壊してしまい透析になってしまいます。さらに最悪な場合は・・・そのまま亡くなる可能性だってあります。
言葉では熱中症と世間で当たり前の様に使われている言葉にはなりますが、『熱中症』ってそもそもどんな状態なのかご存知でしょうか?
少し熱中症について少し詳しくみていきましょう。
熱中症とは
暑い環境下で過ごしている時や体温が下がりにく環境で起こってしまう体の異常のことです。外で過ごして起こる場合もあれば、場合によっては室内で起こってしまう可能性もある怖い状態です。
原因
体温が上昇した際に汗をかいたり、皮膚温度を上昇させて、対外へ熱を放出し、体温の調節をしバランスを保っているのが我々です。しかし、このバランスが崩れて体内に熱が溜まってしまっていると熱中症になってしまいます。
熱中症になる要因として『環境から来るもの』『身体的なもの』『行動によるもの』の大きく分けて3つあります。
【環境から来るもの】
高温多湿、日に晒され続ける、風通しが悪いなど
【身体的なもの】
脱水を起こしている(水分不足)、子供、高齢者など
【行動によるもの】
暑い中での激しい運動、水分補給ができない環境での労働など
症状
めまい、立ちくらみ、顔の火照り、痙攣、足がつる、倦怠感、吐き気、頭痛、異常な量の汗、体温の上昇。
症状が重くなってくると呼びかけ等に反応しない、呂律が廻らず何を言っているかわからない、歩行困難になる、水分補給が自力で不可能になる。
これが続くと最悪、腎臓を壊してしまい透析生活になる可能性もあります。
治療
【水分補給】
自力で飲水が出来る状態であれば水分、電解質、糖質を補給し、ゆっくり休む必要があります。最近では経口補水液が市場に出回っています。この経口補水液は『飲む点滴』です。今は熱中症のガイドラインの第一選択になっているので持ち歩くのは一つ効果的だと思います。
通常時に飲むと非常に美味しくないですが、脱水を起こしている時に飲むと・・・美味しく感じます。熱中症が疑われている時に飲んでみて「美味しい!!」と思ったら脱水を起こしているので十分に休んでくださいね(´∀`)
【冷却】
体温が上昇、ひどい時は40℃までなっていることも度々ある熱中症。そんな時は冷却する必要性があります。ただここで冷却の方法に注意です。
まずはぬるま湯を皮膚に吹きかけ、風を当ててあげる方法が効果的です。
いきなり冷水をかけて涼しい場所に出てしまうと毛細血管が収縮し、血流が減少してしまうため熱放出の効率が下がってしまいます。また冷たい水で冷却後に冷たい風を送ると無意識に身震いしてしまい、熱を産生してしまいます。
もし冷たい水をかけて冷却する場合は、その後は暖かい風を当てると効果的です。真夏の炎天下で過ごす際は冷たい水での冷却の方が効果的かもしれませんね。
『振ると冷えるタオル』というものが最近では開発されています。ちょっとした時にこういった物があると便利かもしれません。
熱中症に役立つアイテムと対処法
さて、では先ほどの知識を踏まえて熱中症に役立ちそうなアイテムを見ていきましょう。
熱中症に役立つアイテム
- 経口補水液OS-1
- 振ると冷えるタオル
- 冷感スプレー
[rakuten:ggtokyo:10032010:detail]
- ハンディーファン
[rakuten:canpanera:10057084:detail]
などなど・・・
熱中症時の対処法
- 涼しい場所に移動する:風通しの良い日陰に移動、または室内などの涼しい場所に移動
- 身体を冷却する:皮膚に冷水をかけて、うちわ等で扇ぐことにより身体を冷やす。(前途した様に涼しい風を当てる場合は皮膚にぬるい水をかけましょう。)首、両脇、脇の下、大腿の付け根にある太い血管を冷やすと効果的
- 水分・電解質の補給:熱中症の時は汗によって体内の電解質が失われている状態です。なので経口補水液等を飲むようにしましょう。
サイクリストは熱中症対策を怠ってはいけない。真夏の楽しいサイクリング生活を!
私は真夏のサイクリングは正直言うと・・・結構好きです(´∀`)
ただ何回も熱中症の様な症状になったのも事実です。特にレースの時なんかは・・・ひどいもんですよ( ̄▽ ̄)笑
まぁ私のことは置いといて、もし皆さんが走っている時に
「頭痛いな」
「急に力が入らなくなったな」
「頭がぼーっとするな」
などの症状が出てしまったら・・・すぐに止まって一旦、涼しいところで休んでくださいね(´∀`)
もちろん症状が出る前に休んでおくのがベストです。これからどんどん暑くなってくるので皆さん、しっかり熱中症対策をして気をつけて走りましょう!!
それでは今回はこの辺で・・・
ありがとうございました。